ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 底堅い

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では154.29円と24時時点(153.73円)と比べて56銭程度のドル高水準。NY序盤は米長期金利の低下に伴い売りが先行するも、下押しは153.63円近辺にとどめ東京タイムでつけた安値153.55円を前に下げ渋ると154.40円台まで持ち直した。米10年債利回りの戻りは限られるも4.28%台で低下が一服している。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0477ドルと24時時点(1.0508ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準。米長期金利の低下に伴ったドル売りが一服すると1.0530ドルを頭に1.0460ドル台に押し戻された。また、ポンドドルは1.2542ドル、豪ドル/ドルは0.6487ドルまで日通しの安値を更新するなど、全般ドルが底堅い動きとなっている。

 ユーロ円は2時時点で161.66円と24時時点(161.55円)と比べて11銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しを支えに一時162円近辺まで切り返したが、ユーロドルの失速が上値を圧迫し161円後半で伸び悩んでいる。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.55円 - 154.72円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0530ドル
ユーロ円:160.99円 - 162.12円


(金)
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