ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では161.31円と2時時点(161.31円)とほぼ同水準だった。2時台の下押しは161.23円付近までに留まり、一巡後は161.30円台までじり高となった。もっとも、パウエルFRB議長の議会証言を終えて材料が乏しいなか、上昇力も強まらなかった。

 ユーロドルはやや下げ渋り。4時時点では1.0813ドルと2時時点(1.0810ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。値幅は狭いままだったが、1.0806ドルを本日安値に1.0810ドル台で小じっかり。目先は1.0800ドル付近に位置する200日移動平均線が下サイドで意識されそうだ。

 ユーロ円は4時時点では174.43円と2時時点(174.38円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの下値が限られた影響を受け、174.40円台で小高く推移した。
 なお、メキシコペソ円は9.01円まで上昇。6月メキシコ消費者物価指数(CPI)の予想比上振れを受けたペソ買いが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.73円 - 161.52円
ユーロドル:1.0806ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:174.02円 - 174.59円


(小針)
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