東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高の流れ一服

 17日の東京外国為替市場でドル円はじり高の流れが一服。12時時点では158.41円とニューヨーク市場の終値(158.35円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。日経平均株価の上昇や時間外取引の米金利水準の持ち直しを支えに158.61円まで上値を伸ばした。日銀が国債買い入れオペを通知し、購入減額の思惑もあるなか3本の通知額いずれも据え置かれたことも支援となったもよう。しかし株価が上昇幅を縮小し、米金利の戻りが頭打ちとなるとドル円は伸び悩んだ。

 ユーロ円も頭打ち。12時時点では172.73円とニューヨーク市場の終値(172.59円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連動。172.83円まで上値を伸ばしたものの上昇の勢いを緩めた。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.0904ドルとニューヨーク市場の終値(1.0899ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが4.17%台まで持ち直したところから4.16%台へ下押すなど、米金利のじり高が一服。ユーロドルは1.0907ドルまで小幅高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.30円-158.61円
ユーロドル:1.0896ドル-1.0907ドル
ユーロ円:172.53円-172.83円

(関口)
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