ニューヨーク外国為替市場概況・2時 オセアニア通貨、上値が重い

 19日のニューヨーク外国為替市場でオセアニア通貨は上値が重い。米株主要3指数が下げ幅を広げたことで、リスク回避の動きに敏感なオセアニア通貨が売られた。NZドル/ドルは2時前に0.6012ドル、NZドル円は94.63円までじり安。豪ドルは、NZドルほどは下げ幅が大きくはないが、豪ドル円は105.20円台で取引され日通し安値に接近している。

 ドル円はもみ合い。2時時点では157.41円と24時時点(157.34円)と比べて7銭程度のドル高水準。米株の軟調な動きが重しとなり上値が抑えられているが、米長期金利が小高く推移していることで下値も堅く、もみ合い。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.0885ドルと24時時点(1.0890ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。非常に狭いレンジでの取引が継続されているが、欧州為替関係者が引けるロンドン17時以後は更に値動きが鈍っている。
 
 ユーロ円ももみ合い。2時時点では171.34円と24時時点(171.34円)とほぼ同水準。ドル円とユーロドルともに落ち着いた値動きになっていることで、ユーロ円ももみ合いに終始。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.96円 - 157.86円
ユーロドル:1.0876ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:170.92円 - 171.88円


(松井)
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