東京マーケットダイジェスト・22日 円高・株安

(22日15時時点)
ドル円:1ドル=157.04円(前営業日NY終値比▲0.44円)
ユーロ円:1ユーロ=170.93円(▲0.46円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0884ドル(△0.0002ドル)
日経平均株価:39599.00円(前営業日比▲464.79円)
東証株価指数(TOPIX):2827.53(▲33.30)
債券先物9月物:143.01円(▲0.03円)
新発10年物国債利回り:1.050%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。本邦実需勢が参入し始めると買いが散見され、一時157.61円まで値を上げたものの、上値は限定的だった。午後に入ると日経平均株価が崩れるにつれて売りが優勢に。市場では「バイデン米大統領が11月の大統領選から撤退する意向を示したことが投資家心理を冷やした」との指摘もあり、目先のストップロスを断続的に巻き込みながら、15時過ぎには一時156.44円まで売り込まれた。

・ユーロ円も軟調。総じてドル円と同様に午後に入ってから売りが優位となり、一時170.30円まで下げ足を速めた。また、ポンド円は202.07円、豪ドル円は104.27円、NZドル円は93.80円まで下落するなど、円が全面高の展開となった。

・ユーロドルは頭が重い。朝方はやや買いが強まって一時1.0903ドルと先週末高値の1.0902ドルをわずかに上抜けたが、その後はユーロ円の下落につれて1.0880ドル台まで失速している。

・日経平均株価は4日続落。先週末の米ハイテク株が下落した影響から半導体関連株に売りが出たほか、バイデン米大統領の大統領選撤退が投資家心理の悪化につながった。

・債券先物相場は4日続落。米国債買いが強まった影響を受けて日本国債もつれる形で143.15円まで上げたが、日銀の利上げ観測も台頭しているため上値は重かった。


(越後)
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