欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 戻り鈍い

 23日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では156.04円と17時時点(156.03円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。円高の流れが継続し155.83円まで下押し後に売りは一服するも、戻りは156.10円台にとどめ上値の重い動きが続いている。時間外の米10年債利回りは4.22%台で低下が一服している。

 ユーロ円もさえない。20時時点では169.48円と17時時点(169.70円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。来週に日銀金融政策決定会合を控え、ドル円・クロス円の調整売りが優勢となり、169.39円まで弱含んだ。ドル円の下げが一服した後も、ユーロドルの下落が重しとなり安値圏で戻りが鈍い。また、ポンド円は201.15円、豪ドル円は103.23円、NZドル円は92.93円まで一段安となった。

 ユーロドルはじり安。20時時点では1.0861ドルと17時時点(1.0876ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円のユーロ売りが重しとなるなか、独長期金利の低下も嫌気され1.0856ドルまで下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.83円 - 157.10円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:169.39円 - 171.09円

(金)
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