東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下落

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は下落。15時時点では154.63円と12時時点(155.25円)と比べて62銭程度のドル安水準だった。13時過ぎに155円を割り込んで下げ足を強めると、一時154.37円まで下値を広げた。本邦長期金利が高止まりしていること、日経平均株価が軟調に推移したことで円買いが進んだ。

 ユーロ円も下げ幅拡大。15時時点では167.80円と12時時点(168.33円)と比べて53銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が一時450円超下落したことを眺め、167.47円までユーロ安・円高が進行した。
 またポンド円は199.00円、加ドル円は111.91円まで下値を広げた。

 ユーロドルは動意鈍いまま。15時時点では1.0852ドルと12時時点(1.0843ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。

 NZドルはNZ金利の先安観や中国経済の失速などが重しとなり軟調推移。対円では91.42円、対ドルも0.5914ドルまで売られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.37円 - 155.99円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0855ドル
ユーロ円:167.47円 - 169.20円


(山下)
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