東京外国為替市場概況・15時 ドル円、売り一服

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は売りの勢いが一服。15時時点では152.73円と12時時点(152.63円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。後場に入り日経平均株価の下げ幅拡大を背景にリスク回避の円買いが強まると152.23円まで一段安となったが、下げ一巡後は買い戻しが優勢となり、152.90円台まで買い戻された。もっとも、153円が目先の抵抗として意識されると152.60円台までやや押し戻される場面もあるなど、やや荒い値動きとなった。

 ユーロ円も下げ渋り。15時時点では165.63円と12時時点(165.44円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。円買いが強まる中で165.05円まで売られるも、ドル円での買い戻しにつれる形で165.80円前後まで切り返す場面があった。

 ユーロドルはこう着。15時時点では1.0844ドルと12時時点(1.0839ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。円中心の動きとなったこともあり、1.0840ドルを挟んで動意の薄い展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.23円 - 153.97円
ユーロドル:1.0835ドル - 1.0846ドル
ユーロ円:165.05円 - 166.87円

(川畑)
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