東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

 25日の東京外国為替市場でドル円は売りが先行。8時時点では153.58円とニューヨーク市場の終値(153.89円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。朝方からやや上値の重さが目立っており、一時153.56円まで下押す場面もあった。最近は値幅を伴った荒い値動きが続いていることもあり、本日もアジア時間から注意が必要となる。5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた本邦勢の動向が注目されるほか、海外勢を中心としたポジション解消目的の円買いの動向にも気を配っておきたい。

 ユーロ円も売りが先行。8時時点では166.47円とニューヨーク市場の終値(166.81円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同じく売りに押され、一時166.47円まで値を下げた。CME225先物が大証日中終値から1000円超の大幅安となっており、日本株の動向に対する反応にも注目しておきたい。

 ユーロドルは動意薄。8時時点では1.0839ドルとニューヨーク市場の終値(1.0840ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。昨日終値付近で動意を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.56円 - 153.91円
ユーロドル:1.0838ドル - 1.0842ドル
ユーロ円:166.47円 - 166.85円

(岩間)
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