ドル円、買い一服 FRB議長の会見待ち

 ドル円は買いが一服。3時20分時点では150.88円付近で推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明では「雇用の伸び」について前回から表現がやや下方修正されたほか、インフレについては「ここ数カ月間、委員会の2%のインフレ目標に向けてのさらなる進展がみられた」として、前回までの「緩やかな進展が見られた」から「緩やかな」との文言を削除した。
 ただ、市場では9月FOMCでの利下げをほぼ織り込んでいたこともあり、想定ほどハト派な内容ではなかったとして米金利の上昇とドル買いで反応。ドル円は151.26円付近まで上昇する場面もあった。ここからはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見でさらなるヒントを探ることになるだろう。

(岩間)
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