東京外国為替市場概況・17時 ドル円 伸び悩む

 1日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。17時時点では149.85円と15時時点(149.74円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。昨日の日銀金融政策決定会合から本日の東京タイム午前まで大幅安となった反動の動きが見られ、一時150.34円まで高値を更新したが、買いは続かず149円後半に押し戻されるなど上値は重い。節目の150円大台の攻防が続いている。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では161.85円と15時時点(162.12円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。戻りは162円半ばに抑えられ、ユーロドルの下落も重しに再び162円割れに押し戻された。ドル円の動きに連動し神経質な動きが継続。
 
 ユーロドルはじり安。17時時点では1.0801ドルと15時時点(1.0826ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の上昇がドルの支えとなるなか、今晩に英中銀の政策金利発表を控えポンドが対ドルで売りに押された動きも重しに1.0795ドルまでじり安となった。独・ユーロ圏の7月製造業PMIはいずれも速報値からやや上方修正されたが、反応は見られなかった。ポンドドルは1.2784ドルまで下値を広げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.51円 - 150.34円
ユーロドル:1.0795ドル - 1.0835ドル
ユーロ円:160.89円 - 162.71円

(金)
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