ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し加速

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し加速。2時時点では144.17円と24時時点(142.64円)と比べて1円53銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたほか、米国株の売りが一服すると、足もとで急速に進んだ円高に対する反動が活発化。その他クロス円とともに144.89円付近まで急速に持ち直した。

 ユーロ円も買い戻しが優勢。2時時点では158.00円と24時時点(156.60円)と比べて1円40銭程度のユーロ高水準だった。いったん株式相場の混乱が落ち着いたとの見方から円売りが進み158円台後半まで切り返している。

 ユーロドルは2時時点では1.0959ドルと24時時点(1.0978ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の一転上昇が重しとなり1.09ドル台半ばまで上げ幅を縮めている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.70円 - 146.66円
ユーロドル:1.0893ドル - 1.1008ドル
ユーロ円:154.42円 - 160.22円

(越後)
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