東京外国為替市場概況・10時 ドル円、神経質

 6日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。10時時点では145.02円とニューヨーク市場の終値(144.18円)と比べて84銭程度のドル高水準だった。日経平均が4桁の上昇となる中で円売りが活発化すると、146.36円まで上昇して昨日高値(146.66円)に接近。もっとも、買い一巡後は144.80円台まで下押すなど、荒い動きは続いたままであった。

 ユーロ円も神経質な動き。10時時点では158.99円とニューヨーク市場の終値(157.90円)と比べて1円9銭程度のユーロ高水準だった。本邦株高をながめ160.22円まで上昇して昨日高値に並ぶも、同水準が目先の抵抗として意識されると158.80円台まで下押すなど、ドル円同様荒い値動きとなった。なお、日経平均は前日比3300円超高まで上げ幅を拡大した。

 ユーロドルは下げ渋り。10時時点では1.0962ドルとニューヨーク市場の終値(1.0952ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.84%台まで上昇したほか、ドル円でのドル買いも重しとなり、1.0944ドルまで下落。もっとも、売りの勢いが一服すると1.0963ドルまで切り返した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.63円 - 146.36円
ユーロドル:1.0944ドル - 1.0963ドル
ユーロ円:157.44円 - 160.22円


(川畑)
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