東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い優勢

 6日の東京外国為替市場でドル円は買いが優勢。8時時点では144.77円とニューヨーク市場の終値(144.18円)と比べて59銭程度のドル高水準だった。7時過ぎに流動性の薄いところを狙ったと思われる売りが持ち込まれると、143.63円まで下げ足を速めた。ただし昨日の大幅安の反動から時間外の米株先物指数が上昇すると、ドル円も買い戻しが優勢となった。144円台を回復し、クロス円とともにショートカバーの巻き戻しが一気に進んだ。8時過ぎには145.36円まで値を上げた。

 ユーロ円も買い戻しが強まった。8時時点では158.60円とニューヨーク市場の終値(157.90円)と比べて70銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に7時過ぎに下値を試し、一時157.44円までユーロ安・円高が進んだ。その後は、米株先物指数の反発を眺めながら切り返して158円台に乗せ。流動性が薄いため値が飛びやすく、8時過ぎには159.25円まで強含んだ。

 ユーロドルは8時時点では1.0954ドルとニューヨーク市場の終値(1.0952ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.09ドル半ばでもみ合いが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.63円 - 145.36円
ユーロドル:1.0947ドル - 1.0962ドル
ユーロ円:157.44円 - 159.25円


(小針)
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