東京外国為替市場概況・12時 ドル円、神経質な状態が継続

 6日の東京外国為替市場でドル円は神経質な状態が継続。12時時点では145.30円とニューヨーク市場の終値(144.18円)と比べて1円12銭程度のドル高水準だった。朝方に146.36円まで上昇した反発幅を一時144.30円近辺まで縮小。それでもNY終値比で高めな水準を維持した。日経平均株価は高値から一時1000円以上も上昇幅を縮小したものの、次第に3000円高前後で動きを落ち着かせ前場を引けたことが、ドル円の一定の底堅さにつながったもよう。

 ユーロ円も神経質な上下が続いた。12時時点では159.13円とニューヨーク市場の終値(157.90円)と比べて1円23銭程度のユーロ高水準だった。一時158.08円前後と、158円割れをうかがう場面もあった。しかし下げ渋り、NY終値比で1円前後高い水準へ戻して推移した。

 ユーロドルは小高く推移。12時時点では1.0952ドルとニューヨーク市場の終値(1.0952ドル)と比べて同水準だった。円相場中心の展開となるなか、次第にNY終値付近に収れんして動意を鈍らせた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.63円 - 146.36円
ユーロドル:1.0944ドル - 1.0963ドル
ユーロ円:157.44円 - 160.22円

(関口)
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