ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では147.28円と22時時点(146.99円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。世界的な株価の上昇を受けて投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぐと円売り・ドル買いが優勢となった。23時30分過ぎに一時146.65円付近まで下押しする場面もあったが、下値は限定的だった。

 ユーロドルは小高い。24時時点では1.0932ドルと22時時点(1.0921ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。本日NYカット(日本時間23時)に行使期限を迎えるオプションが1.0905ドルや1.0920ドル、1.0925ドルに観測されていただけに、しばらくは1.09ドル台前半でのもみ合いに終始した。ただ、23時を過ぎるとユーロ買い・ドル売りがじわりと強まり、一時1.0935ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は24時時点では161.00円と22時時点(160.53円)と比べて47銭程度のユーロ高水準。23時30分前に一時160.21円付近まで値を下げたものの、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると161.12円付近まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.29円 - 147.90円
ユーロドル:1.0906ドル - 1.0935ドル
ユーロ円:157.70円 - 161.42円


(中村)
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