欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 13日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では147.40円と20時時点(147.53円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。NY勢の参入後は米金利の低下とともにドル売りが先行。7月米卸売物価指数(PPI)と同コア指数がともに市場予想を下回る結果となったため、指標後には米10年債利回りが3.85%台まで低下し、ドル円も147.11円付近まで売りに押された。もっとも、指標前から売りに押されていた影響もあり、その後は147円台半ばまで下値を切り上げた。

 ユーロドルは買い戻し。22時時点では1.0941ドルと20時時点(1.0923ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下に伴うドル売りの流れに沿って、一時1.0947ドルと日通し高値をつけた。

 ユーロ円は22時時点では161.27円と20時時点(161.15円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。161円台前半での神経質な動きとなった。米指標の発表後には一時161円を割り込むなど上下に振れたが、ドル絡みの取引が中心となったため、大きな動きにはつながらなかった。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.92円 - 147.95円
ユーロドル:1.0914ドル - 1.0947ドル
ユーロ円:160.65円 - 161.80円

(岩間)
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