欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 13日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では147.53円と17時時点(147.83円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。欧米株価指数が下落に転じたことをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した買いも一服した。19時前に147.92円付近まで上昇する場面があったものの、本日高値の手前で上値の重さを確認すると147.50円台まで押し戻された。

 ユーロドルは小安い。20時時点では1.0923ドルと17時時点(1.0930ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。8月独ZEW景況感指数が予想より弱い結果となったことを受け、一時1.0914ドルまで下押しした。ただ、昨日安値の1.0910ドル手前では下げ渋っており、依然として1.09ドル台前半のレンジを抜け出すには至っていない。

 ユーロ円は20時時点では161.15円と17時時点(161.58円)と比べて43銭程度のユーロ安水準だった。株価の失速に伴ってリスクオンの動きが後退するなか、161.10円台まで上値を切り下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.92円 - 147.95円
ユーロドル:1.0914ドル - 1.0941ドル
ユーロ円:160.65円 - 161.80円

(岩間)
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