ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、強含み

 13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは強含み。24時時点では1.0956ドルと22時時点(1.0941ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。7月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが先行。23時前に一時1.0962ドルと日通し高値を付けた。ただ、6日の高値1.0963ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

 ドル円は弱含み。24時時点では146.99円と22時時点(147.40円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。米インフレ指標の下振れをきっかけに円買い・ドル売りが先行。中東の地政学リスクも相場の重しとなり、一時146.86円と日通し安値を付けた。
 なお、イスラエルのメディアが報じたところによると「同国の都市テルアビブで爆発音が聞こえた」もよう。

 ユーロ円は小安い。24時時点では161.05円と22時時点(161.27円)と比べて22銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出ると一時160.70円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値160.65円が目先サポートとして働くと下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.86円 - 147.95円
ユーロドル:1.0914ドル - 1.0962ドル
ユーロ円:160.65円 - 161.80円


(中村)
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