東京外国為替市場概況・15時 ドル円、買い戻し

 14日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。15時時点では147.09円と12時時点(146.46円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。日本の政局不安を手掛かりとして一時146.08円まで下落したものの、節目の146.00円を前に反発。後場の日経平均株価が再びプラス圏を回復するとともにショートカバーが優勢となり147円台を回復した。

 ユーロ円も買い戻し。15時時点では161.65円と12時時点(160.98円)と比べて67銭程度のユーロ高水準だった。160.59円を底値に日本株の反発とともに161.60円台まで切り返すなど、総じてドル円と同じ動きとなった。

 ユーロドルは15時時点では1.0991ドルと12時時点(1.0991ドル)とほぼ同水準だった。欧州勢の本格参入を前に1.09ドル台後半でこう着している。
 なお、ポンドドルは弱含み。7月英消費者物価指数(CPI)がコア指数ともに予想を下回ったことに売りで反応し、一時1.2820ドルまで下落した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.08円 - 147.19円
ユーロドル:1.0985ドル - 1.0998ドル
ユーロ円:160.59円 - 161.80円


(越後)
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