東京外国為替市場概況・10時 ドル円、じり高

【ユーロ円のデータを修正しました】

 14日の東京外国為替市場でドル円はじり高。10時時点では147.09円とニューヨーク市場の終値(146.84円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。続伸して寄り付いた日経平均株価が上げ幅を広げたことや、時間外の米10年債利回りが小幅ながら上昇して始まるとドル円も147.14円までじり高になった。その後一時147円を割り込む場面もあったが、東京仲値の値決め前後は実需勢の買いも散見されたこともあり小高く推移し、10時過ぎには147.15円まで上昇した。

 ユーロドルは前日高値圏で小動き。10時時点では1.0992ドルとニューヨーク市場の終値(1.0993ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.10ドル手前では売りが入っていることもあり、大台を超えることはできなかった。しかし、下押しも限られ小幅なレンジから抜け出せないが前日の高値に近い水準を維持している。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では161.68円とニューヨーク市場の終値(161.42円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて161.80円まで買われ昨日高値に並んだ。しかし、ドル円の買いの勢いが失速すると、161円後半でのもみ合いになっている。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.74円 - 147.15円
ユーロドル:1.0985ドル - 1.0998ドル
ユーロ円:161.22円 - 161.80円


(松井)
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