欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 14日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では146.86円と17時時点(147.40円)と比べて54銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが3.82%台まで低下するなか、対欧州通貨などを中心にドル売りが進んだ流れに沿った。20時前には146.80円台まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは強含み。20時時点では1.1022ドルと17時時点(1.1005ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下を受けて、欧米金利差縮小を意識した買いが入った。5日につけた直近高値の1.1008ドルを上抜けて、一時1.1029ドルと1月2日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は20時時点では161.87円と17時時点(162.21円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに162.34円の高値をつけた後はドル円の下落につれて161.80円台まで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.08円 - 147.50円
ユーロドル:1.0985ドル - 1.1029ドル
ユーロ円:160.59円 - 162.34円

(岩間)
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