東京外国為替市場概況・10時 ドル円、小動き

 15日の東京外国為替市場でドル円は小動き。10時時点では147.22円とニューヨーク市場の終値(147.33円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。147円前半で方向感なく小動き。本邦の4-6月期実質国内総生産(GDP)が市場予想より大幅に上振れたこともで小幅に円が買われる場面もあったが、値動きは一時的だった。また、5・10日(ゴトー日)だったことで東京仲値にかけてのドル買いも期待されたが、大きな動きにはならなかった。

 ユーロドルはこう着。10時時点では1.1009ドルとニューヨーク市場の終値(1.1012ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。円の取引が中心になる中、ユーロドルはNY引け値近辺で膠着。

 ユーロ円は小幅安。10時時点では162.08円とニューヨーク市場の終値(162.25円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価は続伸しているもののリスク選好の動きにもならず、東京仲値にかけての上昇も限られたことで10時前には162.06円まで小幅に売られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.15円 - 147.41円
ユーロドル:1.1008ドル - 1.1016ドル
ユーロ円:162.06円 - 162.33円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。