欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、不安定

 14日の欧州外国為替市場でドル円は不安定な値動き。22時時点では147.31円と20時時点(146.86円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。146.90円前後でのもみ合いとなっていたが、7月米消費者物価指数(CPI)の発表後は不安定に上下に振れた。7月CPIは前年比でわずかに市場予想を下回ったものの、総じて予想に沿った内容となった。ただ、CPI公表後の米10年債利回りは3.80%台まで低下した後に3.86%台まで上昇するなど上下。ドル円もつれて146.58円付近まで下げた後に147.58円の高値まで買い戻された。

 ユーロドルは神経質な値動き。22時時点では1.1016ドルと20時時点(1.1022ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米CPIの発表後は米金利動向をにらみながら、1.10ドル台前半で上下した。

 ユーロ円は22時時点では162.29円と20時時点(161.87円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。162.00円を挟んで上下したが、22時過ぎに162.49円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.08円 - 147.58円
ユーロドル:1.0985ドル - 1.1035ドル
ユーロ円:160.59円 - 162.49円

(岩間)
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