東京外国為替市場概況・17時 ドル円、もみ合い

 15日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では147.21円と15時時点(147.13円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。底堅い動きの欧米株価指数先物を眺めながら、一時147.30円台まで持ち直した。一巡後は米長期金利の小幅低下が重しとなり伸び悩むも、147.10円台では支えられた。

 ユーロ円は下落が一服。17時時点では162.12円と15時時点(161.98円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に欧米株価指数先物の強含みを支えに、一時162.24円付近まで水準を戻した。ドル円が上値を切り下げたタイミングで下押すも、162円割れでは下げ渋った。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1013ドルと15時時点(1.1010ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の本格参入後も値動きは限られた。一方、ポンドは対ドルで1.2858ドルまで強含み、ユーロポンドも0.8564ポンドまでユーロ安ポンド高に振れた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.06円 - 147.61円
ユーロドル:1.1003ドル - 1.1016ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.46円


(小針)
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