ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.1065ドルと22時時点(1.1038ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ高水準だった。欧米株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが先行。7月米景気先行指標総合指数が前月比0.6%低下と予想の0.3%低下を下回るとユーロ買い・ドル売りが加速し、一時1.1073ドルと年初来高値を更新した。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.90と1月2日以来の低水準を付けた。

 ユーロ円は24時時点では161.96円と22時時点(161.41円)と比べて55銭程度のユーロ高水準。欧米株高やユーロドルの上昇に伴う買いが入ると一時162.10円付近まで強含んだ。

 ドル円はもみ合い。24時時点では146.36円と22時時点(146.22円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。欧米株相場の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いが出た半面、予想を下回る米経済指標が相場の重しとなったため相場はもみ合いの展開となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.19円 - 148.05円
ユーロドル:1.1014ドル - 1.1073ドル
ユーロ円:160.42円 - 163.45円


(中村)
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