ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.1111ドルと22時時点(1.1098ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.82%台まで低下すると全般ドル売りが先行。24時前に一時1.1117ドルと年初来高値を更新した。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.50と1月2日以来の低水準を付けた。

 ドル円は軟調。24時時点では145.60円と22時時点(146.17円)と比べて57銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下に伴うドル売りが出たほか、欧州株相場の下落を背景にリスク回避の円買いが入った。アジア時間の安値145.85円を下抜けて一時145.52円まで値を下げた。

 ユーロ円は頭が重かった。24時時点では161.78円と22時時点(162.22円)と比べて44銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出たほか、欧米株価の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.52円 - 147.35円
ユーロドル:1.1072ドル - 1.1117ドル
ユーロ円:161.71円 - 163.19円


(中村)
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