欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、頭重い

 21日の欧州外国為替市場でドル円は頭が重い。22時時点では145.76円と20時時点(146.17円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。146円台前半でのもみ合いが続いていたが、一時は3.82%台まで上昇していた米10年債利回りが3.79%台まで一転低下するにつれて145.60円台まで下押しした。23時に米労働省が発表する雇用統計の年次改定を前に警戒売りも出たようだ。

 ユーロドルは下値が堅い。22時時点では1.1125ドルと20時時点(1.1124ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.1110ドルまで小幅に下げる場面も見られたが、米長期金利が一転低下したことに伴って1.1130ドル付近まで反発している。

 ユーロ円は22時時点では162.16円と20時時点(162.61円)と比べて45銭程度のユーロ安水準だった。162.66円まで上げた後はドル円の下げにつれる形で162円台前半まで上げ幅を縮めている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.94円 - 146.23円
ユーロドル:1.1110ドル - 1.1133ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.66円


(越後)
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