東京マーケットダイジェスト・21日 円安・株下げ渋り

(21日15時時点)
ドル円:1ドル=145.66円(前営業日NY終値比△0.40円)
ユーロ円:1ユーロ=161.95円(△0.28円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1118ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:37951.80円(前営業日比▲111.12円)
東証株価指数(TOPIX):2664.86(▲5.68)
債券先物9月物:144.98円(△0.20円)
新発10年物国債利回り:0.870%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
      <発表値>     <前回発表値>
7月貿易統計(通関ベース)
季節調整前 6218億円の赤字 2240億円の黒字
季節調整済 7552億円の赤字 8196億円の赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。昨日の海外市場で売りが進んだ流れを引き継いで朝方から売り仕掛けが入り、一時144.94円まで下落し7日以来の安値を付けた。ただ、東京仲値にかけて本邦実需勢から買いが観測されると下げ渋り。日経平均株価が下げ幅を縮めたことも支えとなって145.95円まで切り返した。

・ユーロ円も底堅い。総じてドル円と同様の展開となった。朝方に161.36円まで下げた後はショートカバーが優勢となり162.23円まで持ち直した。

・ユーロドルは小安い。昨日に上昇した反動から利益確定売りが散見され、一時1.1115ドルまで下げている。もっとも、東京市場での値幅は狭く欧州勢の参入待ちのムードとなった。

・日経平均株価は反落。昨日の米半導体関連株が下落した影響からハイテク株を中心に売りが強まり、指数は一時450円超下落した。もっとも、外国為替市場での円高が一服したため、後場には下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は続伸。前日の米国債価格上昇の流れを引き継いで買いが先行し、一時145.07円まで値を上げた。一巡後は伸び悩む場面があったが、下値は限られた。


(越後)
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