東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 23日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では146.17円とニューヨーク市場の終値(146.29円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。昨日に上昇した反動から146.15円までやや値を下げた。本日は8時30分に7月全国消費者物価指数(CPI)、9時30分から衆院財務金融委員会での植田日銀総裁の意見聴取が予定されており、アジア時間は指標結果や発言内容に振らされる可能性が高い。値幅を伴った不安定な動きに注意が必要となりそうだ。

 ユーロ円も小安い。8時時点では162.45円とニューヨーク市場の終値(162.56円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて162.45円まで売りに押された。目先は本邦CPIや日銀総裁の発言待ちの様相が濃い。

 ユーロドルは8時時点では1.1113ドルとニューヨーク市場の終値(1.1112ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.15円 - 146.29円
ユーロドル:1.1108ドル - 1.1116ドル
ユーロ円:162.45円 - 162.57円

(岩間)
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