東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では144.56円と15時時点(144.40円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。東京午前からの買いの流れに沿って一時144.61円まで本日高値を更新。欧州勢の本格参入後は144.30円台まで持ち高調整売りに押される場面もあったが、底堅い地合いは維持された。

 ユーロドルは売りが一服。17時時点では1.1156ドルと15時時点(1.1144ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。15時過ぎに1.1135ドルまで下落したものの、その後は対円などでドル買いの勢いがやや落ち着いたこともあり、1.11ドル台半ばまで下げ渋った。

 ユーロ円は17時時点では161.27円と15時時点(160.91円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。161.10円を挟んだ水準で上下したが、ドル円と同様に底堅さが目立っている。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.69円 - 144.61円
ユーロドル:1.1135ドル - 1.1186ドル
ユーロ円:160.70円 - 161.37円

(岩間)
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