東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い戻し

 28日の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。10時時点では144.10円とニューヨーク市場の終値(143.96円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。8時前に143.69円まで弱含んだが、本邦勢参入後からは買い戻しが優勢。本日の応当日がスポ末(取引通貨の受け渡しが月末日)となることもあり、東京仲値の値決めにかけては更にドル買いが入り144.25円まで強含んだ。もっとも、仲値の値決めが終わると買いの勢いは弱まった。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.1180ドルとニューヨーク市場の終値(1.1184ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しになっているが、連日アジア時間では値動きは限られ、本日も1.1180ドル近辺で小動き。

 ユーロ円も買い戻し。10時時点では161.11円とニューヨーク市場の終値(161.02円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れる動きで161.25円まで買い戻された。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.69円 - 144.25円
ユーロドル:1.1175ドル - 1.1186ドル
ユーロ円:160.70円 - 161.25円


(松井)
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