東京外国為替市場概況・8時 ドル円、弱含み

 29日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では144.29円とニューヨーク市場の終値(144.59円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。早朝のオセアニア市場では利食い売りが先行。一時144.22円まで下押しするなど、総じて昨日と同様の展開となっている。なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「利下げの時期を判断するためのデータをまだ待っている」「雇用は過去の基準に照らすと依然として極めて力強い」などと発言したが、特段材料視されていない。

 ユーロ円も弱含み。8時時点では160.51円とニューヨーク市場の終値(160.78円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれるかたちで160.44円まで下押しした。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比230円安の38140円で引けている。

 ユーロドルは8時時点では1.1124ドルとニューヨーク市場の終値(1.1120ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.22円 - 144.60円
ユーロドル:1.1119ドル - 1.1124ドル
ユーロ円:160.44円 - 160.80円


(越後)
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