今日の株式見通し-小動きか ダウ平均は上昇も終盤に失速
東京市場は小動きか。米国株はダウ平均が上昇、S&P500が横ばい、ナスダックが下落とまちまち。ダウ平均は243ドル高の41335ドルで取引を終えた。4-6月期GDP改定値が速報値から上方改定され、景気敏感株に買いが入ったことがダウ平均の上昇に寄与した一方、エヌビディアの大幅安がナスダックの重しとなった。ドル円は足元144円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円安の38285円、ドル建てが45円安の38305円で取引を終えた。なお、エヌビディアは決算を受けて6%を超える下落となった。
エヌビディアの大幅安に関しては、東京市場では先んじて織り込んでいる。米国株はエヌビディアは大幅安になったものの、他の半導体株に売りが波及するといったことはなかった。米GDP改定値が強かったことから、ドル円はやや円安(ドル高)に振れている。これらの点は下支え要因として期待できる。一方、米3指数はそろって終盤にかけて値を消しており、ナスダックも中盤まではプラスで推移していたところから下げに転じた。引け味の悪さは気になるところで、日本株は強弱感が交錯しそう。週末でもあり積極的な売買は限られ、現状近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38500円。
エヌビディアの大幅安に関しては、東京市場では先んじて織り込んでいる。米国株はエヌビディアは大幅安になったものの、他の半導体株に売りが波及するといったことはなかった。米GDP改定値が強かったことから、ドル円はやや円安(ドル高)に振れている。これらの点は下支え要因として期待できる。一方、米3指数はそろって終盤にかけて値を消しており、ナスダックも中盤まではプラスで推移していたところから下げに転じた。引け味の悪さは気になるところで、日本株は強弱感が交錯しそう。週末でもあり積極的な売買は限られ、現状近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38500円。