欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 30日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では145.63円と20時時点(145.29円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。7月米PCEデフレーターは前年比+2.5%で予想通りだったものの、米10年債利回りが3.88%台まで上昇したことで、一時145.75円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.1069ドルと20時時点(1.1079ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて、一時1.1058ドルまで下値を広げた。ポンドドルも1.3144ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では161.19円と20時時点(160.97円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時161.28円まで本日高値を更新した。

 加ドル円は、予想を上回ったカナダ4-6月期GDPを受けて108.09円まで上昇する場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 145.75円
ユーロドル:1.1058ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:160.19円 - 161.28円

(山下)
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