欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 30日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では145.29円と17時時点(144.93円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。日米株価指数や欧州株式相場の上昇を支えにした円売りがじわりと進み、一時145.32円まで本日高値を更新した。

 ユーロ円も強含み。20時時点では160.97円と17時時点(160.64円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。株高を手掛かりにした円売りの流れに沿って160.99円の高値まで上昇。ポンド円も191.41円まで本日高値を更新するなど、他のクロス円も総じて底堅く推移した。

 ユーロドルは買いが一服。20時時点では1.1079ドルと17時時点(1.1084ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。17時30分過ぎに1.1095ドルまで上昇したものの、その後は1.1080ドル前後でのもみ合いに転じた。なお、8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値と同コア指数はいずれも市場予想通りの結果となったため、相場への影響は限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 145.32円
ユーロドル:1.1070ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:160.19円 - 160.99円

(岩間)
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