欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 26日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では143.93円と20時時点(144.03円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。7月米耐久財受注額が予想を上回る前月比+9.9%となり、米10年債利回りがプラス圏に上昇したことを手がかりに一時144.36円まで上値を伸ばした。ただ、先週末NY終値144.37円を上抜けできず、米10年債利回りが再び3.77%台まで低下すると143.80円台まで押され、上値の重い動きが継続。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.1161ドルと20時時点(1.1171ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。予想を上回る7月米耐久財受注額を受けて、一時1.1159ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では160.64円と20時時点(160.90円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて161.09円前後まで強含みに推移した後、ドル円の売り戻しやユーロドルの下落を重しに160.56円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.45円 - 144.36円
ユーロドル:1.1159ドル - 1.1202ドル
ユーロ円:160.56円 - 161.55円




(山下)
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