欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、もみ合い

 23日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では145.99円と20時時点(146.01円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。ボスティック米アトランタ連銀総裁が「利下げを開始する準備が整いつつある」と発言したことで米10年債利回りは3.82%台まで低下しているが、ドル円の反応は鈍く146.00円を挟んで推移している。23時に予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に持ち高を傾けづらい面があるようだ。

 ユーロドルは安値圏でもみ合い。22時時点では1.1114ドルと20時時点(1.1119ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロクロスの下落が上値を抑えた半面、米長期金利が低下しているため下値も限定的となっている。

 ユーロ円は22時時点では162.25円と20時時点(162.36円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.29円 - 146.34円
ユーロドル:1.1108ドル - 1.1132ドル
ユーロ円:161.69円 - 162.62円


(越後)
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