ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、堅調

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。2時時点では146.22円と24時時点(145.58円)と比べて64銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇に後押しされてドル買いが強まった。米10年債利回りは3.91%台に乗せ、ドル円も23日以来の146円台を回復して2時前には146.25円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.1049ドルと24時時点(1.1068ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇が重しとなり、1.1044ドルまでユーロ安ドル高に振れた。他、ポンドドルが1.3110ドル、豪ドル/ドルも0.6752ドルまで外貨売りドル買いが進んだ。

 ユーロ円は底堅い。2時時点では161.56円と24時時点(161.14円)と比べて42銭程度のユーロ高水準。ドル円の影響を受けて上値を試す展開となり、2時過ぎには161.59円まで日通し高値を更新した。三桁安まで弱含んだダウ平均に対する反応は鈍かった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 146.25円
ユーロドル:1.1044ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:160.19円 - 161.59円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。