東京外国為替市場概況・10時 ドル円 伸び悩む

 2日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。10時時点では146.19円とニューヨーク市場の終値(146.17円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。先週末の海外市場の流れを引き継ぎ週明けの東京市場でも買いが先行し、8時過ぎには8月21日以来の高値となる146.60円まで上昇した。ただ、買いが一巡すると先週末NY終値近辺まで押し戻された。なお、日経平均は一時400円超高と39000円台を回復した。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では161.59円とニューヨーク市場の終値(161.49円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に161.93円を頭に買いが一服し、8月27日以来の162円台復帰はお預けとなったが、株高も支えに売り戻しは161.50円台にとどめ下値の堅い動き。

 ユーロドルは10時時点では1.1053ドルとニューヨーク市場の終値(1.1048ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.10ドル半ばの狭いレンジ内で上下し、新規の手がかり待ち。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.99円 - 146.60円
ユーロドル:1.1042ドル - 1.1057ドル
ユーロ円:161.37円 - 161.93円

(金)
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