東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

※ユーロ円の一部レートを修正します。

 4日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る。12時時点では145.45円とニューヨーク市場の終値(145.48円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。時間外取引で昨日NY引けの水準を一時下回った米10年債利回りが小幅ながらプラス圏へ浮上。ドル円はNY終値を上回り、145.50円台へ持ち直す場面もあった。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では160.76円とニューヨーク市場の終値(160.65円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に円高が一服。朝方に1500円以上の下落となった日経平均株価が400円近く下落幅を縮小した動きもリスク回避の円買いを緩め、ユーロ円は160.89円までじり高となった。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.1052ドルとニューヨーク市場の終値(1.1043ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル安先行に続き、ドル円の下げ渋り局面でもユーロ円の上昇がより強めだったことから、ユーロドルは1.1056ドルまでじり高が進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.89円 - 145.57円
ユーロドル:1.1039ドル - 1.1056ドル
ユーロ円:160.11円 - 160.89円

(関口)
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