東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下げ渋り

 9日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。8時時点では142.14円とニューヨーク市場の終値(142.30円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。7時過ぎに141.96円まで下押す場面があったものの、その後は買い戻しが入って142.20円台まで下げ渋った。目先は日本株や米株先物などの動向をながめながら、前週末からのリスク回避の流れが継続するか注目となる。下値は前週末安値の141.78円や8月5日安値の141.70円などが重要なサポートとして意識されそうだ。

 ユーロ円も下げ渋り。8時時点では157.58円とニューヨーク市場の終値(157.77円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落したタイミングで一時157.41円まで下落し、前週末安値の157.47円を下抜けたが、その後は157.70円台まで買い戻しが入った。

 ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.1087ドルとニューヨーク市場の終値(1.1084ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。1.1080ドル台を中心とするもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.96円 - 142.38円
ユーロドル:1.1077ドル - 1.1091ドル
ユーロ円:157.41円 - 157.83円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。