ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重い。24時時点では142.73円と22時時点(143.23円)と比べて50銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.70%台まで上昇幅を縮めるとドル円にも売りが出た。日経平均先物の下落も相場の重しとなり、一時142.66円付近まで下押しした。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.1042ドルと22時時点(1.1039ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。今週発表される8月米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)などインフレ動向を示す指標待ちの状態。大きな方向感は出ず、22時以降の値幅は0.0018ドル程度と小さかった。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では157.60円と22時時点(158.12円)と比べて52銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出ると一時157.48円付近まで値を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.96円 - 143.80円
ユーロドル:1.1034ドル - 1.1091ドル
ユーロ円:157.41円 - 158.73円


(中村)
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