ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、もみ合い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では142.88円と24時時点(142.73円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りの低下が3.70%近辺で一服。ドル円は23時台につけた142.66円を目先の底に、下押しの流れを落ち着かせた。ただ、反発力は限られ、143円割れレンジ中心の動きにとどまった。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では157.87円と24時時点(157.60円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。円買いが一服したドル円の動きに連動。ダウ平均が600ドル超の上昇となるなど底堅い米株の動向も円買いを緩めた。23時台につけた157.48円から157.94円前後と、158円回復をうかがう水準まで戻した。

 ユーロドルは安値もみ合い。2時時点では1.1049ドルと24時時点(1.1042ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。やや底堅いながら1.10ドル半ばの限られたレンジで推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.96円 - 143.80円
ユーロドル:1.1034ドル - 1.1091ドル
ユーロ円:157.41円 - 158.73円

(関口)
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