東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下落

 11日午後の東京外国為替市場でドル円は下落。15時時点では141.28円と12時時点(141.83円)と比べて55銭程度のドル安水準だった。後場の日経平均株価が900円超下落したことや米10年債利回りが3.60%台まで低下したことなどを手掛かりに、一時140.71円まで下げ幅を拡大し、年初来安値を更新した。

 ユーロ円も下落。15時時点では156.01円と12時時点(156.48円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数の下落を受けて、一時155.50円まで下値を広げた。また、ポンド円は184.48円、豪ドル円は93.65円、NZドル円は86.47円まで下落するなど、他のクロス円も売りに押された。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.1042ドルと12時時点(1.1033ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが3.60%台まで低下したことで、一時1.1051ドルまで上値を伸ばした。
 
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.71円 - 142.47円
ユーロドル:1.1017ドル - 1.1051ドル
ユーロ円:155.50円 - 157.02円




(山下)
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