ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では142.20円と2時時点(141.95円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りの持ち直しが3.67%台まで進む場面もあり、ドル円は142.32円前後へ反発。142円台に定着して動きを落ち着かせてきた。

 ユーロ円も底堅い。4時時点では156.68円と2時時点(156.37円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に円安方向へ傾斜。一時4万ドル割れとなり700ドル以上も下落したダウ平均がプラス圏へ浮上するなど、米株の動きもリスク回避の円買いを後退させた。ユーロ円は一時156.79円前後まで水準を回復した。

 ユーロドルは小戻し。4時時点では1.1018ドルと2時時点(1.1016ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の持ち直しもあって小高く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.71円 - 142.54円
ユーロドル:1.1002ドル - 1.1055ドル
ユーロ円:155.46円 - 157.02円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。