ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、軟調

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。2時時点では142.46円と24時時点(142.71円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.6423%前後と昨年6月以来約1年3カ月ぶりの低水準を記録する動きを受けて円買い・ドル売りが先行。一時142.20円まで下落した。

 ユーロ円も円高推移。2時時点では157.08円と24時時点(157.25円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ドル円下落による円買いの流れに沿った動き。米国株相場の失速や日経平均先物の下落を背景にリスク・オフの円買いも入り、156.80円までユーロ安・円高となった。

 ユーロドルは安値もみ合い。2時時点では1.1026ドルと24時時点(1.1019ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を支えに0時前につけた安値1.1015ドルからやや持ち直したものの、ユーロ円の下落もあって戻りは限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.20円 - 143.71円
ユーロドル:1.1015ドル - 1.1050ドル
ユーロ円:156.80円 - 158.64円

(関口)
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