ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では142.71円と22時時点(142.87円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りは3.67%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。23時30分前に一時142.54円と日通し安値を更新した。ナイト・セッションの日経平均先物が下落に転じたことも相場の重し。

 ユーロドルはじり安。24時時点では1.1019ドルと22時時点(1.1029ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州株相場の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出ると一時1.1015ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は軟調。24時時点では157.25円と22時時点(157.58円)と比べて33銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出たほか、欧州株相場の下落に伴うリスク回避の円買いが入ると一時157.08円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.54円 - 143.71円
ユーロドル:1.1015ドル - 1.1050ドル
ユーロ円:157.08円 - 158.64円

(中村)
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