ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では140.44円と22時時点(140.23円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。9月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を上回ったことを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。23時過ぎに一時140.71円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値140.93円が目先戻りの目処として意識されると伸び悩んだ。米10年債利回りが再び低下に転じたことも相場の重し。

 ユーロ円は強含み。24時時点では156.22円と22時時点(156.01円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。NY勢の参入後も円売りの流れが継続し、一時156.50円と日通し高値を付けた。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.1123ドルと22時時点(1.1125ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分過ぎに一時1.1138ドルと日通し高値を付けたものの、6日の高値1.1155ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.58円 - 140.93円
ユーロドル:1.1074ドル - 1.1138ドル
ユーロ円:155.15円 - 156.50円


(中村)
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