ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では141.68円と22時時点(140.97円)と比べて71銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。アジア時間の高値141.23円を上抜けると一時141.90円まで上値を伸ばした。米国株相場や日経平均先物の上昇を背景にリスク・オンの円売りも出た。
 なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比540円高の3万6550円まで上昇した。

 ユーロドルは24時時点では1.1125ドルと22時時点(1.1125ドル)とほぼ同水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると一時1.1112ドルと日通し安値を更新した。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的のドル買いも出ているようだ。ただ、ユーロ円の上昇につれた買いが入ったため、下値も限定的だった。

 ユーロ円はしっかり。24時時点では157.61円と22時時点(156.82円)と比べて79銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇や株高に伴う買いが入った。24時前に一時157.88円と本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.32円 - 141.90円
ユーロドル:1.1112ドル - 1.1146ドル
ユーロ円:156.05円 - 157.88円


(中村)
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